好きな映画 「ホビット 思いがけない冒険」
本作品は2012年にニュージーランドが製作したファンタジー映画で、監督はピーター・ジャクソン氏。トールキン原作の「ロード・オブ・ザ・リング」の話から60年前の物語となっています。
主人公ビルボを演じるのは俳優マーティン・フリーマン。
この映画でマーティンを知り演技に惹かれ、マーティン出演の他の作品も見るようになりました。
他にも仲間となる十三人の個性的なキャラと、ロード・オブ・ザ・リングにも出てきた魔法使いガンダルフと共にビルボが旅をするお話です。
全三部作となる一作目の「思いがけない冒険」は先ほどの十三人の仲間となるドワーフと出会い、ドワーフの力となるためビルボが村を出るところからはじまります。
ドワーフという種族はとても小さく、ホビット種族のビルボよりも十三人全員の等身が低いです。
ガンダルフは一般よりも少し高い背のため、全員で並ぶとガンダルフ以外皆ちょこまかと歩く形になり不思議とかわいらしい画になります。
ドワーフのキャラはひとりひとり個性がとても強く、全員ヒゲが命というほど色んなヒゲの特徴があります。
師弟、血族関係もあり一言では表せない濃い設定になっています。
本作の舞台となったニュージーランドは全ての荷物とキャストスタッフ共々、現地に足を踏み入れ撮影を行いました。
舞台裏の映像もDVD特典に収録され、圧巻な大地と息をのむ美しさは背景以上に感動するものがあります。
ニュージーランドの一部にはホビットとロード・オブ・ザ・リングの舞台となる家や畑などがつくられ、そのまま舞台の村として残されています。
ツアーや観光スポットとされファンには根強い人気が高まります。
本作の後半にはゴラムというキャラが出てきますが、そのゴラムを演じているのがアンディ・サーキス氏。
本作撮影隊の二班監督を務めてもいます。
ゴラムの声も自ら演じ、ロード・オブ・ザ・リングからの十年の時を経て再びアンディのゴラムが動くのが嬉しい限りです。
全三部作を通してビルボとドワーフたちの旅は終わりを迎えます。
「思いがけない冒険」はもちろん二部に続く形になりますが、壮大なストーリーと舞台に、様々なキャラクターが物語の世界へと引き込ませてくれることでしょう。
いつまでも残しておきたい一作です。
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