ハンガー・ゲームの魅力
2013年にアメリカで公開された映画はハンガー・ゲームです。
この話は、巨大独裁国家・パネムで年に一回行われる、奇妙なゲームにまつわるお話です。
パネムは、富裕層がいるキャピトルと12の奴隷都市で構成されており、絶対服従の見せしめとして、12地区から12歳から18歳の男女1名ずつ、計24名が選ばれて、ルールなしの殺し合いをし、最後の1人になるまで闘います。
その模様は、全地区へ放送されます。
勝者には莫大な富が与えられますが、それよりも大切な若者の命が23名も失われるのに、富裕層たちはそれを楽しんでいます。
なんとも奇妙なゲームです。
そして、そのゲームに12地区に住む、主役のカットニスの妹が選ばれてしまいました。
カットニスは妹を守るため、ハンガー・ゲームに志願します。
もう1人は、同級生のピータが選ばれました。
家族とゆっくり話す暇も与えられぬまま、カットニスたちはキャピトルに連れていかれます。
そこで、スタイリストや教育係と出会います。教育係の男性は、昔ハンガー・ゲームで優勝した人でした。
闘い方や、観客やスポンサーの心の掴み方を習います。
ゲーム前のインタビューで、ピータはカットニスをずっと好きだったと打ち明け、キャピトルの人々の心を掴みます。
登場シーンが炎に包まれていて、とてもかっこよかったです。
そしてゲームが始まると、殺しあうもの、森ににげるもの、チームを組むもの、それぞれ別れていきます。
とても過酷なゲームをカットニスはピータと共に闘っていきます。
誰かが亡くなる度にその日の晩大砲が鳴り響き、顔写真が空に浮かび上がりました。
そして、1人の少女と出会い、カットニスは行動を共にしますが、結局少女も亡くなってしまいます。
最後、ピータとカットニスが生き残り、どちらか1人になるまで、闘わなければなりませんでしたが、カットニスは二人で毒を飲んで死ぬことを選ぼうとしました。
すると主催者が、優勝者がいなくなるということで、急遽ルール変更し、二人の優勝になりました。
本当にこんな世界がなくてよかったと思いながら、自分だったらどうなっていたかとドキドキして最後まで観ていました。
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