わたしの好きな「17歳のカルテ」は1999年のアメリカ映画です。 精神病院の物語ということで、精神疾患を持つわたしは興味津々で観ました。

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17歳のカルテの面白さ。

わたしの好きな「17歳のカルテ」は1999年のアメリカ映画です。


精神病院の物語ということで、精神疾患を持つわたしは興味津々で観ました。


しかし病気の症状はあまり強く描かれておらず、個性の強いかわいらしい女の子たちの青春における苦悩をたくさん感じました。


病気でも健常でもない、悩める少女たち。みな愛すべきキャラクターです。


わたしは3日連続観てしまうほどこの映画に大好きになってしまいました。


こんなに魅力的な映画は初めてでした。


アンジェリーナ・ジョリーが演じるリーダー的存在であるリサの圧倒的な迫力に惹き込まれました。


これは演技なのか?と疑いたくなるくらい役がハマっていて驚きました。


派手な出で立ちに堂々たる振る舞いや表情、その裏には愛情不足による大きな心の傷。


釘付けになります。


助演女優賞を受賞したのも大いに頷けます。


ウィノナ・ライダーが演じるスザンナはそんなリサに翻弄されつつも時間をかけて自分の道を見つけていきます。


自殺を試みるほどに自己否定が強い人の本当の強さを感じました。


家族や学校の環境に恵まれず逆境に立たされていても、いつも真剣に見守っていてくれる人が一人でも現れたならまた力を取り戻します。


スザンナにとってそれはウーピー・ゴールドバーグが演じるヴァレリーでした。


退院したスザンナはリサや他の患者たちと再会できていたらいいなと思います。


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