新旧映画のレビューを配信します
「天国への郵便配達人」は2009年、韓国で作られました。
もちろんのこと、出演者もみな、韓国人です。
両親や夫、恋人、友達、自分の子どもといった先に亡くなった人のことが忘れられずにいる人たちが天国にいる彼らに手紙を書くのですが、配達人であるジェジュンという彼はその手紙を天国へ配達するのです。
天国といえど、本当にはいけないので悲しんでる彼らの心を満たすために動く、それが配達人なのです。
ある日、亡くなった恋人への悲しみに手紙を出しに来た女性、ハナとジェジュンが出会います。
そしてジェジュンはハナに一緒にやろうといい、そこから二人の配達人で仕事をこなしていきます。
その間にも二人の恋愛模様が描かれ、いつしか二人は深い仲になるのです。
でも、それもいつかは終わってしまいます。
彼は生死をさ迷ってる魂なのです。
ハナが恋人を失った悲しみの想いが薄くなるとハナからは彼の存在が見えなくなるのです。
そこが見ていて悲しく、切なくなりました。
でも、そこから一年してジェジュンの魂は無事に蘇り、二人はちゃんと地に足がついた形で再会するのです。
今まであまり天国を考えたことなかったので、不思議な世界を見た気分でした。
でも、どこかほんのりとするこの世界感が私は好きです。
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