私の好きな映画の一つに「サウンドオブミュージック」がある。

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サウンドオブミュージックの魅力

私の好きな映画の一つに「サウンドオブミュージック」がある。


本来は修道女だがトラップ一家に家庭教師として派遣されたマリアによる自叙伝がモチーフとなったミュージカル作品だが、アメリカで1965年に作製されて映画化し、同年に日本で上映されている。


映画にはマリアとトラップ一家の子供たちが歌を歌うシーンが数多く散見される。


「ドレミの歌」「エーデルワイス」「私のお気に入り」「ごきげんよう さようなら」、など日本でも知られている名曲が並ぶ。


物語の舞台であるオーストリアのザルツブルクの景色も歌のシーンによく映える。


また、当時は第二次世界対戦の状況下、ナチスドイツへの併合に揺れていた時代である。


子供たちの父親であるゲオルク・フォン・トラップ大佐は最後までドイツへの併合に反対していた。


しかし、いよいよ併合が現実のものとなると、中立国である隣国スイスへ山を越えて一家での亡命を決断する。


映画は一家がマリアとともに山を越えるシーンで終わっている。


この物語には素晴らしい歌の数々だけでなく、戦時中の時代背景も色濃く残っている。


困難な状況下でも歌の力で乗り換えていく姿に涙なしでは終われない。


困難に陥った時こそもう一度観たい映画だと薦めたい。


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