2009年英米合同作品であり、シャーロックとワトソン博士をロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウがそれぞれ演じています。

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好きなシャーロック・ホームズ(2009年)

シャーロックホームズと聞くとアーサー・コナンドイル原作の有名な二人組の事件の謎を解いていくお話であります。

2009年英米合同作品であり、シャーロックとワトソン博士をロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウがそれぞれ演じています。

作品の舞台は1890年代のロンドン。

黒い背広に英国スーツ、シルクハットに杖と馬車が行き交う趣ある情景です。

黒ヒゲのダンディな紳士が多い街中やシャーロックとワトソンが同居している部屋には本や懐中時計など、アンティーク雑貨も目立ちファンの中には背景が好きな人も多いのではないでしょうか。

難事件であればあるほど謎を解くのが好きなシャーロックはロバートが演じているからか、無邪気にはしゃぐ中年の男性でユーモア溢れる主人公となっています。

逆にパートナーとされるワトソン博士は巻き込まれ型の世話焼きで真面目なのにたまに常人超えた行動をしでかします。

どちらもキャラの良さを引き出しつつ、いい年したオジサン二人が無茶をするハード系なため女性からも男性からも好まれるようなキャラクターに仕上がっています。

作品には黒幕なる相手が存在し、その人物に利用されシャーロックたちに攻撃を仕掛ける敵役も出てきます。

激しい銃撃戦に力技で交戦するシーンが度々興奮させられます。

特にイギリス製の銃はデザインもよく、一部ファンにはたまらない繊細な作りとなっています。

力技は主にワトソン博士で、整えられた筋肉がシャツの上からでも肉体美としてうつしだされ時にシャーロックを助け出します。

嫌がりながらもお節介をやくワトソン博士は結局シャーロックの言うことを仕方なく聞いて行動を共にする、という調和の取れたストーリー構成となっています。

次第に互いの存在に慣れていき、絆も深まるような二人には絶えない難事件が待ち構えているのです。

数十年前にも原作が同じでキャストが別のシャーロック・ホームズはありますが、長年愛される名コンビはこれからも名を残す存在であり、作品も受け継いでこの先も多くの人の目に触れることでしょう。

映画、ドラマ共にキャストが違えどファンが絶えない作品であると思います。

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