ドラえもん のび太の大魔境のジャイアンにエールを送りたい。
1982年公開の日本のアニメ映画、ドラえもんのび太の大魔境を観たとき、ジャイアンに「気にしなくていいよ」と言ってあげたくなりました。
のび太の大魔境では、どこでもドアを使って冒険へ出かけるのですが、ジャイアンはどこでもドアがあることをいいことに、事あるごとに家に帰るのび太、しずかちゃん、スネ夫、そして自分自身に苛立ちます。
また、ドラえもんの道具に頼って危機を乗り越えることに嫌気を感じます。
そこで、ドラえもんに武器になる秘密道具はすべて置いてこさせました。
でも、それが原因で冒険は過酷になってしまうんです。
ジャイアンは、冒険が過酷になったのは自分が無理を言ったからだと思って落ち込んでしまいます。
でもジャイアンは、仲間には落ち込んでいるところを極力見せず、仲間のためにできる限りに助けをしようと行動するんです。
私は冒険が大変になったことと、ジャイアンが道具を置いてこさせたことは直接関係がないと思っています。
確かに、秘密道具さえあれば簡単にピンチを切り抜けられると思います。
しかし、ドラえもんの道具は欠陥品も多いので肝心なときに使えなかったかもしれません。
だからジャイアンが他の選択をしていても大ピンチになる可能性はあったと思うんです。
絶対に安心だということではないのに、ジャイアンの選択が悪かったとは言い切れないと思います。
だから私はジャイアンは何も悪くない、運が悪かっただけだと言いたいです。
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