私の好きな映画は、1988年に制作された「火垂るの墓」です。

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火垂るの墓についての感想。

私の好きな映画は、1988年に制作された「火垂るの墓」です。


この映画は、昭和20年の太平洋戦争末期の時、B29による神戸大空襲にあっていた兵庫県に住む4歳の節子と14歳の兄の清太が、父親は参戦し居らず、空襲で母を亡くした為、兄妹2人きりで懸命に生き抜こうとする映画です。


後に、日本が敗戦した事により、父親も失う事になるのです。


私は、この映画を見るまで戦争の悲惨さを知りませんでした。


空爆により家等が破壊される凄まじさ、沢山の人が目の前で死んでいく辛さ、いつ自分が死ぬか分からない恐怖心等、戦争はこんなにも壮絶で悲惨な事態を招く事なのだと思いました。


そして、空爆を逃れる事が出来ても、空爆により全て破壊された為、食料が確保出来ずに餓えにより死んでいく人も居た事も初めて知りました。


清太も節子も、栄養失調が原因となり死んでいく姿には、涙が止まりませんでした。


この映画を見て、歴史を変えることは出来ませんが、戦争はしてはならないものだと思いました。


それは、多くの人が犠牲になるからです。


そして、犠牲になった分だけ沢山の人が悲しむからです。


戦争について、人の死について、本当に私なりに考えさせられる映画です。


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