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2005年の日本で公開された「名探偵コナン 水平線上の陰謀」では、いつもならほとんど活躍しないあのキャラクターが大活躍します。
それが毛利小五郎です。
小五郎は探偵でありながら推力がほとんどありません。
アニメでは麻酔銃をで眠らされ、事件を解いていますが、映画だとコナン自ら事件を解くことも多いため余計に「ただのおっさん」感が否めなくなっています。
しかし、水平線上の陰謀では麻酔で眠らされることは愚か、コナンの力をほとんど借りずに犯人を突き止め自力で推理を始めるのです。
コナンは小五郎が言葉に詰まったときに一言ヒントを与えただけでした。
しかも、犯人に気がついたのはコナンよりも小五郎の方が先だったのです。
背中を向けて狭い道をすれ違ったことを「無意識に胸を庇った」と気がつき真相へとたどり着いたことに珍しくかっこいいと思えました。
小五郎がこの事件を解けたのは、犯人だと疑った人物が奥さんに似ていたため、犯人じゃないことを証明しようと証拠を集めているうちに犯人だという証拠を掴んでしまったのです。
小五郎と奥さんである英理は別居していますが、本当は今もラブラブなんだと思います。
それから、過去のアニメでは小五郎の同窓会で事件が起きたときもありました。
明らかに密室で犯人が同級生であるとわかったとき、小五郎は自ら事件を解決したのです。
小五郎は推理力がないというよりは、推理する気力がないだけなのではないかとも思えてきます。
家族や仲間のことに敏感か小五郎が娘の幼馴染みの新一のことに本当に気がついていないのか些か疑問です。
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