ドラえもんのび太のワンニャン時空伝は、ドラえもんの最終回だと思っている。
2004年に日本で公開した「ワンニャン時空伝」は、旧声優陣を起用した最後の、映画ドラえもんでした。
旧声優陣のドラえもんで幼少期を過ごした私にとって、ワンニャン時空伝は事実上の最終回でした。
現在のドラえもんもいい味を出していますが、やはり子どもの頃の記憶に勝るものはありません。
映画のキャッチコピーは、のび太と犬のイチ(ハチ)の再会を意味していますが、大山のぶ代さんら旧声優陣が演じる「ドラえもん」のことを言っているようにも聞こえました。
「待っていればあのときのドラえもんに会える」と。
現実はすごく難しくなってしまいましたが、私の中では旧ドラえもんが一番好きです。
この映画以前のドラえもんを忘れることはありません。
のび太に育てられたイチが「きっとまた来る」と言うのび太の言葉を信じ、お爺さんになるまで未来で待っていたように、私も奇跡を信じて待ち続けたいと思います。
新しく作り直すことは不可能でも再放送やバーチャル映像を用いるなど、なんらかの方法で復活することを願います。
ドラえもんが誕生した2112年まで着実に近づいている中、現代の科学は本当に進化しました。
科学の力が私たちの思い出を現実にしてくれることは、そう遠くない未来に存在しているのではないでしょうか。
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