デジモンアドベンチャーディアボロモンの逆襲で感じる子どもたちの成長
2001年の春の映画だったと思います。
日本で公開されていた、デジモンアドベンチャーディアボロモンの逆襲の一乗寺賢くんは、アニメデジモンアドベンチャー02の一乗寺賢くんとは違いました。
アニメでの一乗寺くんは、家族のことや自分自身のプレッシャーに耐えきれず暴君と化します。
残虐な行動もたくさん起こしていました。
目を覚ましてからも、自分のした罪を重く受けとめ少々沈みぎみでした。
自分の罪を認めるのは素晴らしいことですが、責任を感じすぎていると思いました。
それが映画では、暴走する本宮大輔くんを引き留めたり、体力の限界を感じる大輔くんを鼓舞していました。
アニメの一乗寺くんとは違い男らしく成長していました。
アニメで見せた情けなさや暗さはどこにもありませんでした。
アニメから映画までの間に自分と向き合うことが出来たからだと思います。
自分を見つめ直し成長した一乗寺くんは、尊敬に値する輝きを放っていました。
天才だと言わしめした小学生の姿がそこにはありました。
また、前作の主人公たちが敵に負けてしまったのは、中学生という多感な時期に差し掛かっていた証拠だと思いました。
幼い頃は何でも信じることができますが、大人に近づくにつれて沢山のことがわかってきます。
それにより嫌でも現実的な思考を持たなくてはならないときもあります。
小学生から中学生になり、考え方や見方が変わってきたことを暗示していると思いました。
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