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名探偵コナン第5作目の映画は2001年に日本で公開された「天国へのカウントダウン」でした。
コナンたち少年探偵団はキャンプのついでにオープン予定のツインタワービルを見学に訪れるのですが、そこで殺人事件に遭遇します。
探偵団は、はりきってコナンの制止も聞かずに捜査に乗り出すのですが、犯人犯人逮捕には至りません。
そんなとき、ツインタワービルで開催されたパーティで再び事件がおき、火災が発生したビルからコナンたちは避難します。
しかし、コナンは事件の謎が解けたので推理ショーを始めたのです。
この映画には工藤新一を小さくした事と、灰原哀が逃げてきたきっかけになった組織が間接的に関わっていました。
灰原は劇中で怪しい行動をとっていたので、裏切るのかと思いましたが、死んだ姉に電話をかけていたとわかったときは灰原の境遇が可哀想で切なくなりました。
しかし、コナンに「危険な行動は辞めろ」と注意されたことに反発したことを翌日学校で謝り、居場所がわからないという話をすると、いつも一緒にいる探偵団のみんなが灰原を心配して集まって来ました。
コナンも灰原を励ますことを言っていました。
灰原は薬で小さくなって逃れてきたお陰で、頭がよくて頼りになる探偵と、優しい子どもたちと友達になれたです。
それを考えると、もとの姿のままだったら得られなかった経験ができて、灰原のためになっていると思います。
それからツインタワービルからの2回の脱出方法もすごかったです。
火の手の上がる高層ビルから、ホースを体に巻き付けてコナンを抱っこして隣のビルに跳び移った蘭は人間業ではないと思いました。
コナンはコナンで、取り残された探偵団を助けにスケートボードでビルを飛び越えていますし、なにより爆破寸前に吉田歩美のカウントで車を使ってビル外に飛び出したことは驚愕でした。
歩美はコナンが近くにいれば30秒ぴったり当てられるという特性を持っていましたが、それでも爆発するというときに冷静にカウントを取れる精神力の強さは通常では考えるられません。
すごく肝の座った子だと思いました。
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