新旧映画のレビューを配信します
忍たま乱太郎夏休み宿題大作戦の段は、NHKの教育テレビで放送されている忍者アニメの実写映画でした。
製作はアニメと同じ日本です。
私は教育アニメは小学校低学年で卒業したため、忍たま乱太郎を観るのは久しぶりでした。
乱太郎たちの設定も特に変えず、子役を使っていました。
主演の加藤清史郎くんは相変わらず演技力がありました。
カラフルな着物や乱太郎たちの独特のシルエットがアニメそのままで、幼き頃に観た忍たまの記憶が思い浮かんで来ました。
あのときの豊かな気持ちをまた与えてくれました。
出来損ないだけれど頑張っているから憎めない3人の子どもたちの姿も、変わらずそこにありました。
土井先生の残念な感じも、アニメと同じで笑えました。
土井先生役の内博貴が原作以上に整った顔をしているため、不遇な感じが2割増しになっていたと思います。
その結果、ギャグ要素が高まったと思います。
夏休みの宿題をこなすために小さな旅をする乱太郎たちは、いそいそと自由研究を進める小学生のようでした。
大人は小学生の夏休みを思い出して懐かしくなり、子どもたちはこの映画を見て宿題をやらなくてはという気になったのではないでしょうか。
宿題の山に囲まれたあのときの苦くも楽しかった6年間の夏を、もう一度体験させてくれた映画でした。
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