しかしこの映画タイトルは暗いですし、ストーリーの設定も重いのですが、仮面ライダーのスピンオフ的な作品だからでしょう。

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ぼくが処刑される未来は、仮面ライダーフォーゼのクール版

ぼくが処刑される未来は、未来のボクが犯罪を犯したために過去に遡って、犯罪を犯す前の若いボクを処刑台に掛けようというストーリーで、「おいおい、それはないだろう」とつい画面に突っ込みを入れたくなります。


しかも、実は犯罪を犯したのは同姓同名の別人だったのですから、拍子抜けしてしまいます。


しかしこの映画タイトルは暗いですし、ストーリーの設定も重いのですが、仮面ライダーのスピンオフ的な作品だからでしょう。


シリアスよりもハートフルな映画に感じました。


処刑を免れようと逃げる姿は恐怖を刈られるのではなく、敵に押されているヒーローを応援している気分と同じでした。


「無実なんだから頑張れ、負けるな」と逃亡者を激励させてくれました。


仮面ライダー好きの人が熱気を見せられるドキドキ加減を盛り込んでくれたのではないでしょうか。


ぼくが処刑される未来は、仮面ライダーフォーゼで変身した福士蒼汰と吉沢亮を主役に起用しています。


フォーゼの時とは違うタッグに、胸を打たれました。


フォーゼのような熱さも残しつつ、影のある全く別のストーリーになっていたと思います。


2012年に観た日本映画の中では、指折り数えられるほど面白い映画でした。


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