新旧映画のレビューを配信します
2010年公開の特撮映画「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」は、2つのタイプの違うヒーローたちが合体した映画なので、ユーモラスに溢れていました。
侍が題材でレッドが一番偉くて強いことがすぐにわかる侍戦隊シンケンジャーと、天使をモチーフにしていて、レッドも可愛らしい男の子であるという対比が面白かったです。
強くたくましく描かれているシンケンレッドは本当は人見知りの臆病者だったり、おおらかに描かれているゴセイレッドが実はかなり精神的に強かったりと、表に出している性格が異なっているのも2つの作品の違いがよく表現されていました。
また、堅物なシンケンブルーに信頼されたアラタは、リーダーとしての素質が高いと思います。
シンケンジャー側がシリアスっぽさを出し、ゴセイジャー側が明るさを見せてくれたのでヒーロー同士のバランスがとても良かったです。
それに、この映画でしか見れない組み合わせでの戦いもかっこよくて見所だと思っています。
シンケンジャーたちとゴセイジャーが連携して大技を出すために練習を繰り返すシーンでは、ゴセイジャーが「チェンジカード天装」と叫び、間髪入れずにシンケンジャーが「ハッ」と筆型の武器を降っています。
絶対に見られない合同練習の場面で、お互いの仲が深まったことを示す大事な場面だと思います。
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