2010年に二宮和也主演で公開した「大奥」は、よしながふみが描いた漫画が原作でした。

2010年に二宮和也主演で公開した「大奥」は、よしながふみが描いた漫画が原作でした。

大奥といえば、殿様と城に仕える女性たちのイメージがありますが、よしながふみの大奥は普通とは違い男女が逆になっています。

もちろん、映画でも原作に沿って男女逆転の大奥が描かれていました。

若い男性ばかりがかかる死の病が出てきたり、女帝に頭を下げる男たちを描くことで、女性の強さを現しているようにも見えました。

またはその逆で、男性の繊細さも現しているようでもありました。

女だから男だからと考えるのは、疎かな考え方だと映画を通して教えられた気がしました。

また、映画が公開していた時期に二宮くんが男性版の大奥と男所帯のジャニーズ事務所を比較して似ていると発言していたことも印象深いです。

ジャニーズ事務所のトップは男性ですが、幹部には女性もいます。

幹部の女性の元で働く大勢の男性という構図は、大奥と同じなのかもしれません。

そう考えたらジャニーズを大奥と重ねてしまいました。

大奥はジャニーズの内部を見ているようで、おもしろいと思いました。

二宮くんの髷姿は可愛らしい顔と不釣り合いな気もしましたが、演技力があるので多少の不似合い具合は気になりませんでした。

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