2008年公開の邦画、あの空をおぼえてるは、好きな子役が出ていたので観ました。

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あの空をおぼえてるは入り込み過ぎて泣けなくなるほどの感動作品でした

2008年公開の邦画、あの空をおぼえてるは、好きな子役が出ていたので観ました。


彼女は一家の妹役で、事故で亡くなってしまう役でした。


可愛い娘を亡くしても空元気で笑顔を作る両親と、妹の姿が見えてしまって困惑するお兄ちゃんという切ない話ではあったのに、私の中に感動という文字はありませんでした。


淡々と「そうか妹が見えるのか」と思いながら映画を観ていました。


ですが「僕はお兄ちゃんだから」の言葉の後に平井堅さんが歌うエンディング曲「いつか離れる日が来ても」が流れた時、大好きな人が居なくなった悲しみを歌っているこの歌が映画と重なって、映画のワンシーンが次々と脳裏に蘇って来ました。


そして涙が止まらなくなりました。


今思えば、私が本編を観ても感動しなかったのは、映画の登場人物に感情を入れすぎた故に泣けなくなっていたのではないかという結論に達しました。


私は作中の世界観にどっぷり浸かりやすい性格をしているので、あの空をおぼえてるを観たときも知らずに入り込んでしまったのだと思います。


その結果、まるで自分が体験したことのように心が捉えてしまったのではないでしょうか。


エンディングが流れたときに映画だと言うことを思いだし、第三者目線になれたのでしょう。


そのため感情が溢れてしまったのかもしれません。


音楽には心を動かす力が沢山ありました。


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