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2007年の4月から日本の映画館で全国ロードショーを行った黄色い涙は、今をトキメク嵐が徐々に売れ始めた頃に5人で主演を果たした映画でした。
舞台は昭和30年代の日本で、六畳一間の部屋に集ってのんびりと、でも世話しなく生きた若者の姿が描かれていました。
物語の始まりは、5人の中でも特に主役に近かった村岡栄介(二宮和也)のナレーションから始まりました。
「戦争が終わったのは」という言葉から、黄色い涙の時代設定が戦後間もない頃ということがつたわってきました。
いつもは穏やかな下川圭(大野智)が、畳に絵筆を投げ捨て弱音を吐くシーンで、どんなに元気な人でも落ち込むことがあることがわかりました。
なにも考えていないように見えても、色々考えて悩んでいることがわかると、自分だけが大変な思いをしていると考えていたことが恥ずかしくなりました。
映画のように、色々な人が色々な事で悩んでいるのだから私も負けずに頑張ろうと思いました。
それから、黄色い涙の主題歌と挿入歌も嵐が担当していましたが、昭和のメロディーを重視した暖かい曲でした。
アップテンポなJ-POPとは違い、もの悲しさもある深い曲調でした。
映画の世界観にとてもよく合っていました。
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