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2007年の1月頃に日本を中心に公開した「僕は妹に恋をする」では、今では非常に珍しいロングヘアーの榮倉奈々を見ることができます。
榮倉奈々は主人公の結城頼の妹、ヒロインの結城郁を演じていました。
サラサラの黒髪のロングヘアーで、今ほどボーイッシュではありませんでした。
女の子らしくて可愛かったです。
僕は妹に恋をするは、タイトルどおり高校生の実の兄妹が恋愛感情を持ってしまう少し難しい題材を使った恋愛映画で、初見は小学生の頃だったのでかなり驚かされた記憶があります。
なんでも恋愛経験すらないに等しい小学生の頃でしたし、私は従姉妹も兄弟も同性しかいなかったので、兄弟に恋愛感情を抱く感覚がイマイチ理解できませんでした。
当時は、兄妹間で恋愛することがどれだけ世間の目を気にする必要があるのか見当できず、「兄妹でも好きになることあるんだ。でも結婚出来ないんじゃなかったかな?」等と流暢に考えていました。
恋愛についての理解が進んだ時に見返すと、アブノーマルな恋愛はスリルを味わうことは出来ても、それ以上に障害が大きくて気を使うものでした。
頼が最後に妹の郁をふった時、好きな人が妹だからこそ別れずに守り通すべきだと思っていましたが、別れることが妹を守る唯一の選択であったことに大人になってから気がつきました。
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